ホームページを自作する時の6つの壁

はじめてのホームページ作成はお金もかけられないし、まずは自作してみよう、と思われる方は多いと思います。

お金をかけないで作ることができればそんなに良いことはありません。

ですが、自作してみたは良いけど、思ってたように作れなかったり、お客さんの反応が無かったり、もしくは途中で挫折したりすると、せっかくの努力が無駄になってしまうかもしれません。

そこで、この記事では、自作した時にぶつかる「壁」をお伝えできればと思います。

事前に「壁」を知ることで、心の準備をしたり、自作の道をあきらめ、早い段階で別の選択肢を模索することができます。

決して自作を否定することではありません。

[1の壁]デザイン

ホームページの役割は、チラシ、CM、看板、パンフレットなどと同じ「宣伝」が重要な要素になります。

宣伝=人に見てもらう
ということになります。

人の目に触れる限り「デザイン」から避けて通ることはできません。
デザインと言っても「おしゃれ」や「きれい」である必要はありません。ホームページに掲載する内容やホームページを閲覧する人に好意を持ってもらえる「デザイン」を表現する必要があります。

自身のお仕事内容を客観的に捉え、ホームページのデザインとして表現する力が必要になります。

[2の壁]プログラミング

ホームページは基本として「HTML(エイチ・ティー・エム・エル」」というプログラム言語で制作されています。

最近では「プログラミング(コーディング)不要」という制作サービスも存在しているので、絶対に必要かというとそうではありませんが、プログラミング不要のサービスを利用したとしても、少なからずプログラムの知識や考え方が必要になります。完全に回避することはまだ難しいのが現状です。

必要になるプログラミングの知識量は制作する方法によって変わってきますが、少しでもプログラミングに立ち向かう力が必要になります。

[3の壁]マーケティング

マーケティングというと言葉の意味は広いですが、ここで言うマーケティングとは「ターゲットユーザーにどうアプローチするか」という目線を指しています。

チラシや看板などと同様、ホームページも、自分が見せたいことだけ見せれば良いかというとそうではありません。ホームページへ訪れた人が何を求めて訪れているかを考慮し、必要な情報を提供する必要があります。

ホームページを誰になにを見せるかを考えていく力が必要になります。

[4の壁]ドメイン・サーバー

ホームページを公開する、という点だけで考えると、一度、知識として知ってしまえば、実はさほど難しいポイントではないのですが、日常生活には全く現れないこの「ドメイン」と「サーバー」。はじめての自作ホームページでは難解な壁として立ちはだかるでしょう。

ドメインの取得・管理、サーバーの契約・管理を行なう力が必要になります。

[5の壁]パソコン

今までに挙がった「壁」すべてで土台となってくるのがパソコンの操作です。

ホームページを自作する上では、当然、ネットサーフィンをする以上のパソコン操作が必要になります。そして、様々な情報を調べる必要も出てきますので、「検索する」ことも多々あります。

パソコンと向き合い続ける力が必要になります。

[6の壁]時間

自身で事業を行なっている方にとってこの壁が一番の悩みポイントかもしれません。

ホームページ作成に関わらないことかもしれませんが、パソコンに関連することで「問題にハマってしまった」時は、湯水のように時間を消費してしまいます。はじめてのホームページ作成において「1回もハマらなかった」というのはおそらく難しいでしょう。

制作にかかる時間だけではなく、問題と向き合うための時間を生み出す力が必要です。

さいごに

今回は「壁」として6つの項目を挙げましたが、裏を返せば「たくさんのこだわりを表現できる」とも言えます。

ホームページの自作にチャレンジされる際には、ぜひ「自分だから表現できるこだわり」を盛り込んだホームページにしていきましょう!