ホームページで重要なページ、というのは、事業規模やホームページへのアクセス数によって変わってきます。
今回の「重要なページ」というのは、月間ページビュー数が数千PV以下のホームページが対象になります。
個人事業主、中小企業のホームページで、ホームページが事業の一角を担っていない場合、1ヶ月のアクセス数が数千PVというホームページはとても一般的で多くあります。
その「数千PV」ということ自体が悪いということではありません。
アクセス数自体が増えることに越したことはないですが、その限られた訪問者の人たちが、取引をしてみたい、商品を購入したい、問い合わせてみたい、来店してみたい、という風に思ってもらえれば、それで「良いホームページ」と言えます。
では、どういうことを伝えられると「良いホームページ」になるのでしょうか?
この記事では、「重要なページ」に絞ってお伝えできればと思います。
結論「重要なのは3ページ」
早速、結論からお伝えすると、
- トップページ
- 会社概要
- お問い合わせ
の3ページがとても重要なページとなります。
ですが、
ページがあれば良い、ということではないのでご注意ください。
それぞれポイントを抑えて、それぞれのページを作成するよう心がけましょう。
トップページ
ホームページの顔となる重要なページです。
少ないページビュー数(訪問者)でも、より多くの成果に繋がるトップページにするためには以下の点を考慮しましょう。
- ターゲット層に見合ったおしゃれすぎないデザイン
- シンプルにし過ぎない
- 他のページを見ないでも、企業としての良さが伝わる
- 他のページへの導線がわかりやすく配置されている(特に重要な3ページへの導線を)
会社概要
会社概要というのはどのホームページを見ても必ず存在します。
なんとなく「慣習的」に設けるページ、と思われるかもしれませんが、いざ自分自身が訪問者になった時、
「どこの会社だろう」
「どういう会社なんだろう」
「怪しくないかな」
と、自然に閲覧している方が多いと思います。
実店舗とは異なりWEBという「不審」な印象を持ちがちなメディアの場合、「信頼」がとても重要になります。
- 会社概要
- 会社沿革
- 代表挨拶
- 代表者写真
- 外観写真
- 内観写真
- 企業理念
- アクセス情報
などを、掲載できないものは仕方ありませんが、できる限り詳細に掲載し、訪問者に安心を与えられるよう心がけましょう。
お問い合わせ
ほとんどのホームページで存在するページです。
お問い合わせページも「メールフォーム」がドン!と配置されているだけのものをよく見かけます。そういうホームページが多いので、無意識でそうなっているかもしれませんが、ここも少し意識するだけで、成果につながりやすくなります。お問い合わせページの意識すべきポイントは以下です。
- メールフォームだけではなく電話番号を掲載する
- 電話番号の応対可能日時を掲載する
- どういう内容を入力すれば良いかサンプルを提示する
- メール送信後、どのくらいで応答があるか明記する
さいごに
それぞれの要点ついては細かく説明すると長くなってしまうのでまた別の機会に。ですが、ここに挙げた文章からわかる範囲だけでも十分、真意はわかるかと思います。すでにホームページがある方も、これからホームページを作るという方も、まずはこの3ページについて意識してみてはいかがでしょうか?