ビジネス貢献度の高いホームページとは?

現在ホームページを所有している方はこのようなことを考えたことはありませんか?

「ホームページを持っている意味あるのかな」
「ホームページの改善をしたいけど、どうしたら良いかわからない」

そもそも現状が悪いのか、良いのかの判断も難しいかと思います。

まずはホームページに求める役割と目標を明確にすることで少しずつでも対策が見えてきます。この記事では役割と目標の設定方法と対策方法の考え方についてご紹介させていただければと思います。

ホームページの役割について

ホームページは24時間事業のサポートをしてくれる優秀なツールです。ホームページの役割といっても各ホームページでそれぞれ役割が違いますので今一度、確認してみましょう。

最も多いのが会社やサービス内容、商品を知ってもらうことを目的とする【広告・宣伝】という役割です。またニュースリリースの発信を主とする【広報】、採用募集を目的とする【人事】、そのほかにも【店舗(小売)】、【サポート】などがあります。

実はホームページを作る際に抱いていた動機に含まれていることであるかと思いますがいかがでしょうか??

これらの役割によりホームページのビジネス貢献と言えるゴールが見えてきます。

目標の設定方法

役割に対しての目的としてわかりやすい例が以下になります。

  • 【広告・宣伝】:アクセス数/お問い合わせ数
  • 【広報】:記事の閲覧数
  • 【人事】:採用応募数
  • 【店舗(小売)】:売上
  • 【サポート】:お問い合わせ(商品・サービスについての質問など)

目的がわかってきたところで目標を立てましょう。まずは現状どの程度のアクセスを獲得しているか、お問い合わせは月に何件来ているか、応募者、売上はどのくらいであるかを把握しましょう。

現状を理解しましたら次は具体的な目標数値です。

目標数値をどの程度にするかによりホームページの内容、改善施策は変化します。この数値が決まっていないと時間が経つにつれて目標のイメージや施策内容にブレが生じる可能性があります。

顧客像の具体化

役割や目的が明確になったら次はホームページに訪問して欲しい顧客像を明確にしましょう。

年齢や性別、生活環境やライフスタイルが異なれば、行動や離脱してしまうポイントも変わってきます。ユーザー視点の情報を提供することができると訴求力が高まってきます。

具体化の流れについて

まずは想定から始めてみましょう。ホームページに訪れると思われる人物の性別、年齢、住んでいる地域などざっくりとした情報です。

その次には分析。なぜホームページに訪問してきたのか、その人が抱える悩み、求めることはなんでしょうか。

最後に詳細な顧客像の設定になります。想定と分析で確立した設定と、そこから見えてくる生活感や趣味趣向などをまとめてみましょう。

このように具体的に顧客像を設定することで訴求力の高い情報発信が可能となります。ホームページに訪れ目標を達成するまでの流れを想定できるため、今後の見直しでも役に立てることが可能です。

成果へとつながる対策方法

ホームページには、さまざまな「役割」と「目的」があり、「顧客」がいます。これらの情報を明確にしておくことで、より制作内容やコンテンツ、使用する写真やデザインの方向性がはっきりと見えてきます。

これまでの内容から現在のホームページが目標に対して的確なデザインであるか、適切な構造になっているか徐々にわかってきてはいないでしょうか?

今回見えてきた対策方法はぜひ実装してみましょう。

そこから経過観測を行い、また検討から実装を繰り返すことでビジネス貢献度の高いホームページが出来上がってくるかと思います。