自社のホームページをもっとたくさんの人に見てもらいたい。サービスをもっと知ってもらいたい。
そんな時、
- チラシを配る
- DMを打つ
- SEO対策を行う
- ネット広告を出す
- SNSを運営する
などなど、たくさんの選択肢が考えられます。
そんな中、最近、特に注目されてきているのが、「ブログによる集客」です。
ブログ集客というと、少し前にはアメブロなど無料ブログを活用し、ファンを獲得することで、ビジネスを展開するということもありました。ですが、今回は「自社のホームページ内にあるブログ」を活用し、集客へとつなげるために必要なポイントについてお伝えしたいと思います。
なぜブログ記事の集客が重要かというのはこちらの記事でも紹介しています。
なぜブログによる集客が注目されているか
なぜブログによる集客が注目されているかというと、それはSEO対策(検索エンジン最適化)の一つの手法から始まりました。
せっかく自社のアピールポイントをまとめて、良いホームページが出来上がったとしても、そのホームページを見てもらえないと意味がありません。
そのため、様々なSEO対策が行われてきましたが、Googleがそういった「テクニックとしてのSEO」を判別し、評価を下げるようになりました。代わりに評価の上がるポイントして「ユーザーにとって有益な情報」であるということが重要になりました。
そのため、ユーザーにとって有益な情報を発信する「ブログ」というものが重要になったわけです。
ですが、ただ日記を書けば良いわけではないのです。
検索エンジンの利用用途を理解する
今や検索エンジンは今や生活の一部としてポピュラーな存在になりました。
そんな状況の中、数えきれないくらいの膨大なホームページが制作され、今もなおどんどんと増加しています。
ホームページの数が増えるとどうなるかというと、競争が激化します。例えば、私の会社はホームページ制作会社ですが、「ホームページ 制作会社」という検索をしても、私の会社のホームページは出てきません。
日本にある膨大なホームページ制作会社が、この検索ワードに対して戦いを挑むというのは、事業としてあまり効率的とは言えません。
他の業種においてもそうです。
「エステ おすすめ」
なんて検索ワードに引っかかるために施策を講じることは負担が大きすぎます。
そこで、少し目線を変えてみます。
事業者目線になると、どうしても「ホームページ 制作会社」「エステ おすすめ」「不動産 コンサル」「外壁塗装 おすすめ」などというビッグワードが魅力的に見えてしまいますが、実際に検索エンジンを使う時ってどういう時が多いでしょうか?
それは、
「困った時」
ではないでしょうか?
例えば、
- 外壁が古くなって壊れそう。応急処置の方法を知りたい。
- 肌荒れがひどくて、直したい
- 急遽、取引先を探さなければいけない
- こういう商品って見たことないけどないのかな?
など、という時、自分の周りに思い当たらない場合、まず検索してみますよね。
そういった「悩みごと」を解決したい時に検索をして、「解決するための知識」を見つけようとします。
それが検索エンジンの利用用途です。
悩みごとを解決するための知識をブログ記事として発信する
ブログを活用して、自社ホームページへ集客し、自社の事業やサービスをアピールするためには、「事業種」や「社名」で検索されることに注力するのではなく、悩みごとを解決する知識をブログ記事として発信することを心がけましょう。
その「知識」はできるだけ、ニッチで専門性の高いものが良いでしょう。
どんな事業においても、クライアントの悩みを解決する、ということが根幹になっていると思います。「発信する知識がない」という場合でも、意外と当たり前だと思っていることも、ユーザーにとって有益な場合があります。その知識やノウハウを細分化し、言語化して定期的に発信していきましょう。
地域との親和性も重要
これは店舗ビジネスなど、地域に根ざした事業を行われている場合に限りますが、「地域名」というのはとても重要な検索ワードです。
事業内容に対する専門性というのももちろん重要ですが、地域に根ざした事業をされている場合、「地域名 事業名」という検索のされ方が多いです。
例えば、
「美容室 世田谷区」
というような検索をしますよね。
ここでポイントになるのは、「地域名」の表現は複数ある、ということです。
東京都の場合、「東京」という広いエリアもあれば、「世田谷区」というエリアもあります。さらには世田谷区の中にはいくつもの「駅」があるので「千歳烏山駅」「経堂駅」などもあります。他にも「砧公園」というようなポピュラーなスポットもあります。
そういった地域名の中から特に親和性の高いものチョイスしていき、その地域名を含むブログ記事を発信することで、有効な地域との親和性が高まり、検索によってその地域の人たちに認知してもらえるチャンスが増えます。
地域名は1つに特定する必要はありません。あくまでも親和性の高いエリアを押さえていきましょう。
さいごに
今回は、自社のホームページへ集客するために、どういったポイントに意識をしてブログ記事を書けば良いか、重要な2つのポイントについてお伝えしました。
- 悩みごとを解決する知識の記事
- 地域名に関連する記事
まずは「キホンのキ」として、この2点を意識してみましょう。