ホームページ作成で失敗しないためのポイント-ホームページは運用するもの

前の記事「ホームページ作成で失敗しないためのポイント-デザイン」に続いて、「ホームページは運用するもの」についてお話ししようと思います。

目次

  1. まずは業者選定
  2. ホームページ作成の工程を知ろう
  3. どんなホームページを求めているかを考えてみる
  4. ホームページの「良い」デザインとは
  5. ホームページは運用するもの(本記事)

ホームページは大切、でも悩み過ぎない

ホームページの重要性を感じれば感じるほど、どんなデザインにしようか、どんな内容にしようか、どんな言葉遣いが良いか、などなど、悩ましいポイントは広がってきます。
その悩ましいポイントを一つ一つ考え抜き、答えを導き出すことが理想的ではあります。ですが、限られた時間の中で、答えの導きにくい点について、日々のお仕事に追われる中で、答えを出していくことは、決して簡単なことではありません。

その責任感がゆえ、1ヶ月、2ヶ月、と検討期間がかかってしまう、ということは、ホームページ制作の現場では実はかなり起こっています。

機会損失を生みやすいホームページ作成

1ヶ月、2ヶ月、長い時は1年以上、悩まれるケースもあります。
こだわり抜くという意識はもちろん大切ですが、ネガティブな方向に向いてしまうと、1年間で数百人、数千人、それ以上の人が訪れるかもしれないお店を閉店のままにしているようなものです。

これはとても大きな機会損失です。
こだわるポイントは明確にし、会社の決裁が降りにくいポイント、重要度が低く即決できるポイントなどの優先度を区別することで、より早く公開をすることをおすすめします。

答えが定かでないものは悩まない

Aの方が良いかな?Bの方かな?今ので良いのかな?
など、どこが答えなのかはっきりしない時があると思います。こういう場合、どちらが良いか、悪いか、というのはだれにもわからないのです。

流行のスピード、ヒットの要因、など社会が多様化している現代では、それを推測することはとても困難です。海外のウェブ業界を中心とした急成長企業の多くは、試作品のようなものをいち早く公開し、ユーザーからのフィードバックを得て、それを素早くサービスに還元していく、というスタンスが主流になっています。

わからないことは、見てもらってから感想をもらい、修正する。
これが一番早く、そして間違いのない、行動だと思います。

スピーディーな変更を加えられるのがホームページの強み

これが紙媒体などと大きく異なる、ホームページの強みです。

誤字があっても直せます。
写真を後から変更することもできます。
コンセプトカラーを変えることもできます。

ぜひこの「スピード」を意識して、ホームページを運用していきましょう。

業者とのやりとりに時間がかかる

せっかく速いスピードで運用できることが強みのホームページも、取引きを行う業者によって、そのスピード感が損なわれるケースも多々あります。

特に、
見積もり→作業→確認→公開
という工程を経ると、軽微な作業も数週間かかった、ということもあるでしょう。これではスピード感のある改善を行うことができません。担当者の方がストレスを感じるポイントにもなります。

打開策としては、

  • 修正更新もサポートしてくれる契約
  • 自分で更新できる更新機能

の2つが考えられます。

修正や更新を行なってくれることが契約プランに含まれていれば、余計な費用交渉を省くことができるので、事業者の方が今月はこういう改善をしていこう、という戦略を考えやすくなります。

もしくは、依頼するほどでもない作業に関してはご自身での対応がなによりスピーディーです。自分で編集したい時に編集できる機能があることは大切になってくるでしょう。さらに、その機能を使いこなせない時、サポートしてくれる体制があることが、安定したホームページ運営には必要だと思います。

信頼でき、呼応性の良い、パートナーを見つける

ホームページは運用するものです。
そしてそれを一人でやり切れる人は限られた一部の人でしょう。
ウェブの分野に明るい方以外にとって、ホームページ運営はもしかすると、デコボコした歩きにくい道のりになるかもしれません。

つまづきそうになった時、手をとってくれる、声をかけてくれる、パートナーとなる業者が見つけましょう。

ホームページは運用が重要

ホームページは作った後、どう更新していくかがとても重要です。
制作して終わりではなく、ホームページのメリットを理解し、ホームページをどんどん成長させていきましょう!