ホームページで集客をするために必要なポイント-基礎編

ホームページは24時間働く営業マンと呼ばれることもあるくらい、とても有効な集客ツールです。

ですが、闇雲にホームページを作ってしまうと、まったく集客できないホームページになってしまう可能性があります。
ホームページの集客について、簡単に語り尽くすのは難しいので、まずは基礎編として、必ず抑えて置きたい要点をまとめます。

お問い合わせメールフォーム

これは「集客」を考えるのであれば、絶対に必要な要素です。
「電話番号だけではだめ?」と思われる方もいると思います。
答えは「だめ」です。

なぜかと言うと、「お問い合わせ」は「発注」だけではなく、「質問」も含まれるからです。「質問」をしたいときに、担当者に電話をかけると「後からしつこく営業されてしまうかも」と思う方も多いです。そういう「質問をしたいだけ」の人にはメールフォームという存在がとても大切になります。

そして、夜遅い時間や朝早い時間に問い合わせをしたい時もメールフォームが必要になります。

メールフォームではなく「メールアドレス」を記載しておく、という案もあるかと思います。これは間違いではないのですが、デメリットがあります。

それは迷惑メールが大量に届いてしまう、ということです。

インターネット上には、悪い人が作ったメールアドレスを収集するプログラムがホームページなどをウロウロとしています。メールアドレスを記載をしていると、収集の対象になってしまいます。ある日、何百通というメールが毎日毎日届くようになってしまいます。。
その点、一般的なメールフォームは送信先のメールアドレスが非公開なので収集される心配はありません。

*メールフォームから迷惑メールが届くことはあります。

競合他社との違い

意外とこの内容がないホームページがたくさんあります。
ホームページは常に「比較」される媒体です。

例えばエステサロンのホームページの場合、
「こんな内装のサロンです」
「こんな施術メニューです」
「こんなスタッフです」
という内容だけでは、どっちのお店に行こうか迷っている人にとっては、決定打になるポイントが「料金」になってしまいがちです。

せっかくこだわった施術を行なっているエステサロンで、料金が格安サロンより高額になる場合、ホームページ対ホームページの戦いに負けてしまいます。

ホームページには、こんなことにこだわっていて、他社とはここが違うんだ、ということをわかりやすく明記しておく必要があります。事業者にとって、当然だと思っているような些細なことでも、訪問者にとっては有益な情報になる可能性があるので、大小に関わらず、できるだけこだわりのポイントを掲載するように心がけましょう。

情報を発信する

ホームページは「比較」されるものと前述しましたが、「比較」される以前に、ホームページの存在を知ってもらわなければ意味がありません。

ホームページで陥りがちな状況として、作ったままの状態でホームページが放置される、という状況です。放置されたホームページが、どんどん集客できるようになる、ということはありません。ホームページは「成長する」というのが、他の媒体にはない特徴の一つです。
「成長」させるためには「ホームページを更新していく」ということが大切です。
植木や花に水をやるように、ホームページにも手をかけることによって、どんどんと育ち、成長していくので、時間をかけて育んでいきましょう。

ホームページを知ってもらうためには、ネット広告、チラシ、来店告知、SNSなど色々な方法がありますが、やはり目的を持って検索という行動をとるので、より角度の高い集客をするためには「検索で見つけてもらう」ということが重要です。

GoogleやYahoo!などで検索した際、ホームページが検索結果の上位に表示されるための対策を「SEO(検索エンジン最適化)」と呼びます。

そのSEOにとって重要な要素が「情報発信」です。

ただ、日常を書き綴った日記ではなく、事業内容に関連した情報を発信することで、SEOの評価の向上につながり、ホームページをより多くの方に閲覧してもらえます。

ルーチン業務の一つとして、日常的に発信し続けることで、

ただ、この情報発信は簡単ではありませんし、即効果が出るものでもありません。

何よりも低コストで集客できる、
24時間稼働するツールになるでしょう。